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代表/技術幹事挨拶

■WPM-c 代表 篠原真毅

WPM-c 代表 篠原真毅
 ワイヤレスパワーマネージメントコンソーシアム(WPM-c)は、無線電力伝送の発展を願い、共創の精神で研究開発と実用化を進めるべく発足いたしました。無線電力伝送は近年劇的な発展を遂げています。1960年代にマイクロ波を用いた無線電力伝送の実証実験が行われ、ほぼ同時期に電磁誘導方式の電気自動車非接触充電研究が行われていました。その後40年近く実用化という観点では無線電力伝送は亀の歩みでした。しかし、2006年に米MITが共鳴(共振)送電方式を「発明」して以降、無線電力伝送は実用化を加速しました。2008年末には電磁誘導方式の標準化を進めるべく世界規模でWPCが発足し、2年もたたずに2010年には電磁誘導方式の携帯電話の置くだけ充電器が発売されます。しかしこれで終わりではなく、2012年には共鳴(共振)送電の標準化団体A4WPが、また電磁誘導方式の別の標準化団体PMAがそれぞれ発足し、さながら世界の無線電力伝送は三国志のような状況です。日本も標準化を進めるBWF、マイクロ波無線電力伝送を中心とした無線送電の実用化を目指すWiPoT、環境発電の実用化を目指すEHC等が続々と結成され、世界の中で存在感を示すべく活動しています。
WPM-cは日本発の技術として直流共鳴送電を中心とした無線電力伝送技術の実用化を図るべく活動しています。日本発の技術はガラパゴス化しがちと言われますが、共創の精神で多くの参加企業が話し合い、世界に通じる技術を共に創り上げていくよう活動してきます。無線電力伝送の実用化を目指すもっと多くの皆様方にご参加いただき、日本や世界の他団体や学会等とも連携しながら日本発の世界に通じる無線電力伝送技術の普及を図ってまいりますので今後ともよろしくお願いします。

 

■WPM-c 技術幹事 細谷達也

技術幹事 細谷達也 ワイヤレスパワーマネージメントコンソーシアム(WPM-c)は、「直流共鳴」方式を基軸とするワイヤレス給電の早期実用化と標準化を目的に活動するチームです。「ワイヤレス」の価値が高い多様な利用シーンや用途に応じて、利用者にとってより価値の高い製品展開を進めます。エレクトロニクス社会でのソリューション提案や新しい価値創造を目指します。
直流共鳴方式は、直流電圧から電磁界の共鳴を起こし、空間を隔てて電力を供給するシステムです。電気と電磁界のエネルギー変換という新しい技術思想に基づく科学技術です。電力の供給過程をシンプルにして高い電力効率を実現します。電磁界の相互作用を利用した「共鳴フィールド」(Electromagnetic Resonance Field)と呼ぶ「場」(Field)や「空間デザイン」という新発想により、新技術や新製品を展開します。
WPM-cは、共通の目標を実現するために集まり、それぞれの強みを活かして協力し、熱意をもって行動するチームを目指します。単に人が集まるグループとは違います。ワイヤレス給電における様々な役割、例えば、①製品に利用、②部材を提供、③ビジネスを展開、を担う企業が、組織の枠を越えたビジネスチームを創り、迅速かつ優位なビジネスを推進力をもって展開します。世界に先行した磁界共鳴技術(1994年発表)や直流共鳴の基本特許(2013年登録)などの活用も期待できます。有用技術や良質な製品の標準化により、市場展開は「急速に進む」と期待は大きいです。
私たちは、会員相互の信頼と協調による「共創の場」によりチーム力を高めて、元気に、熱心に活動します。新しい未来社会をともに描き、次世代に向けた社会と産業に貢献していきましょう。
皆様どうぞよろしくお願いします。